ウォーキングデッドを見ろ

いつか絶対にウォーキングデッドをプレゼンしたいと思っていた

自分にもいくつか趣味がある。アイドル、HIPHOP、ゲーム、海外ドラマ

人にはそれぞれ好きなものや好きなことがあるので相手の好きなジャンルを無視してまで自分の好きなものをオススメしようとは思わないが、それでも万人にオススメしたいのが海外ドラマ”ウォーキングデッド”だ

海外ドラマという時点で興味ないよと言う人は待って欲しい

俺は元々海外ドラマに興味が全くなかった

無駄に話が長く海外特有の雰囲気や内容だし日本人の自分には全く合わないだろうという考えが根底にあった

しかし1話2話3話見ると自分が海外ドラマに関して何も知らなかった事に気づいた

というか、アニメ、ドラマ、映画、海外ドラマという枠などなく、面白い物は面白いという現実しかなかった

ようは勝手にレッテルを張っていた

俺はオタクで行動力がないので経験していない事は勝手にレッテルを張り自分とは無関係と思い込みイコールでつまらない物と決めつけ自己完結してしまう事が多い

しかし経験していない事は何も知らず、この事実は覆る事もない

そういう人も少なからずいるのではないか?

なのでフラットな頭でこのブログを読んでほしい

 

簡単に言うとゾンビ物

保安官のリックがある事件により昏睡状態に陥り、病院での長い眠りから覚めると外はウォーカーと呼ばれる死人だらけの街に変わっていた

妻と子を探すため1人自宅へ辿り着くと、そこには人間の生き残り親子が身を潜めていた

他の街にも生き残りがいるかもしれないという話を聞き、銃で武装し妻と子を探すため生き残っている人間のキャンプ地へと進む

そしてまた生き残りと出会い、更に別のコミュニティと出会い、危険と隣合わせの日常から安心して暮らせる場所を探し求めて行くというストーリー

 

ゾンビ物なのでホラーという印象を受けやすいがこれは決してホラー映画ではない

それこそ最初はゾンビが驚かせて来たり、大きい音でビックリさせる演出もあるのだがそれはあくまで一切気を抜けない世界感を伝える手段でしかなく、ゾンビに本質があるわけではない

これはヒューマンドラマである

 

個人的にウォーキングデッドのシーズン1で引き込まれた理由の一つに、世界感の作りこみが凄いという点がある

 

以下少しネタバレ

リックの入院中、友人のショーンは毎日お見舞いに来てくれていた

本当に心配してくれていた良い友である

そしてリックが目覚め、妻と子を探すが…

避難先では妻とショーンが普通にセックスしている

昔フォロワーと「海外ドラマってセックスしすぎじゃない?!」って話をしたのだが

冷静に考えるといつ死ぬかもしれない極限状態で毎日共同生活をしていたら娯楽も何もないのでそりゃ蜘蛛の糸を辿るように恋に落ちセックスするしかなって気持ちも少しわかる

田舎はセックスしかする事ないと言うように

そして妻やショーンはリックが死んだと思い込んでいるのだ。誰も彼らを責める事はできないだろう

そこまで人間の真理を追及しているのがウォーキングデッドだ

 

更に本編中におけるBGMが全くない

アニメ程とは言わなくともドラマでもBGMを用いて話の雰囲気作りをしている作品は少なくないのではないだろうか

しかしウォーキングデッドに関しては殆どない

唯一のBGMと言えばウォーカーの「ウォー…ウォー…」とかいう気持ち悪い声だ

あとはセリフのみのほぼ無音

そこにウォーカーの恐ろしさや銃声、ドアが閉まる音などでとんでもないほどピリッとした空気が流れている

ある程度話を進むともうテーマソングを聴くだけでピリッとした気持ちになるだろう

それがたまらなく世界感に入り込ませてくれる

 

そして人間関係の話に戻ると、リック達はこの先一つのコミュニティを作り、更に他のコミュニティの人々を見つけ人数を増やしていくのだが

もちろん一筋縄でいく事もなく、人数が増えるにつれ様々な人間が増えてくる

黒人、白人、アジア人

集団生活も日を重ねるとルールというものが絶対的になってくるが、ルールを破る人間もいれば人と人との相性などもありいざこざもある

残された物資や武器等の問題もあり、他のコミュニティも簡単には信用出来ない状況になり…とにもかくにもヒューマンドラマなのだ

登場人物も全員魅力的であり、主要人物は全員主人公かと錯覚するぐらいだがそれが容赦なく殺されていくところがこの作品の嫌なところであり素晴らしいところでもある

 

俺はウォーキングデッドを見始めてからまともに寝れる日があまりなかった

憑りつかれるのだ、ウォーキングデッドに

最後に、この作品はとても長いがハマればその楽しみがずっと長く続くという素晴らしい面も持ち合わせているので是非何も考えずにシーズン1だけでも見てほしい

絶対に後悔はしないと思うので